今、新型コロナウイルスで世界中が大変な状況です。
そんな中、今朝ニュースで子供に「川崎病」のような症状が確認されているとの報道を観ました。
初めて聞いた病気だったので調べてみました。
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川崎病とは?名前の由来は?
川崎病は日本の小児科医「川崎富作」さんが1967年に論文を発表した病気で「小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」とも言われているようですが、世界的に「川崎病」と呼ばれているようです。
日本で発見された時は工業地帯などが原因の公害病と思われていた時期があったようで、その病気を新しい病気だと確信し、地道な調査と治療観察を経て論文を発表されたようです。
発表当時は一介の小児科医の論文ということで、あまり注目されていなかったそうですが、アメリカでも症例が多く確認された為に世界的に認知されたようです。
川崎医師はこの功績を讃えられて賞も受賞されています。
川崎病の症状と原因とは?
川崎病は主に幼児に多くみられていて血管の炎症による「発熱」、「目の充血」、「四肢が赤く腫れる」、「全身の発疹」などが上げられるようですが、実際は全ての症状が出る訳ではないという事なのでこの病気は「川崎病だ」と確定するのはなかなか難しいようですね。
アジアで多く発症している病気で日本でも年間一万人以上の患者さんが発症しているようです。
確定診断が出来ないという事は原因が分かっていないという事が大きな要因になっていて、免疫疾患やウイルスなどの感染症も疑われていいますが、未だに原因は分かっていません。
川崎病の治療法は?
原因が分かっていない為に確立された治療法は無いようですが、炎症を押さえる薬を投与する等の治療が行われているようです。
またこの病気は心臓疾患の後遺症が残るケースがあるようなので、現在も治療法の研究がされています。
以上、簡単ですが川崎病についてまとめてみました。
約50年前に発見された病気でも未だに原因や治療法が確立されていないということから病気の治療というのはかなり困難な事なんだなと思いました。
過去に多くの病気が人類を襲いましたが、人類は病気に対して非常に脆いという自覚を持っていてもいいのかもしれません。
今回の新型コロナウイルス関連で川崎病の症状が見られるという事なんですが、関連性はまだまだほとんど分かっていません。
新型コロナウイルスだけではなく様々な病気に対して確方面で治療法や原因を究明、研究してくれている人達が必ずいます。
一般人の僕はただただ自分の出来る事をするだけだと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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