夏場よく聞く「プール熱」この病気はアデノウイルスに感染して引き起こされる、「咽頭結膜熱」という病気の別名です、プールでの感染が多くみられる為このような名前がついたようです。
今回はそんな「プール熱」について調べてみました。
プール熱の感染経路?
プール熱(咽頭結膜熱)は主に、飛沫感染・空気感染・経口感染・接触感染があり、プールにはこれらの感染経路がすべて含まれている為にプールでの感染が多いんですね。
ですが、塩素濃度をきちんと管理していればかなり感染しにくいようです。(現在のプールでは結構管理されている所が多いようです。)
抵抗力の低い子供が感染しやすいですが、大人でも免疫が低いと感染するケースもあります。
プール熱の症状は?
潜伏期間は約5~7日間といわれています。
発症すると急に発熱し、のどに痛みが現れます。
目にも感染すれば充血し、痛み・かゆみ・涙が止まらなくなるなどの症状が出ます。
熱は39°~40°もの高熱になり、3~10日間続きます。
まれに肺炎などを併発し重症化する事もあるようです。
症状が出たらすぐに内科、小児科、眼科などのお医者さんに行きましょう。
そして、アデノウイルスは感染力が非常に強いので、二次感染に十分注意しなければなりません。
プール熱の予防!
カゼと同じようにうがい・手洗いは必須です。プールの後は加えて目もよく洗いましょう。
感染してしまった場合、看病する家族にも二次感染の可能性が出てきます。
看病する人もこまめに手洗い、うがいをし消毒も怠らないように。
症状が治まった後も口からは7~14日間、便からも30日程度はウイルスが出る事があるようですので、治ったからと言って安心せずにしばらくは清潔を保ち、タオルなどは一緒に使うのをやめておきましょう。
以上プール熱に関してまとめてみましたが、やっぱり毎日の手洗い、うがいなどは他の病気の予防にもなるので習慣として身に付けておくといいですね。
夏休み時期に楽しく過ごせるように、いつもよりチョット気を付ければ防げる事も多いので皆さん気を付けましょう。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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