今回は前回紹介した古民家カフェ「草庵」さんで写真を撮影させて頂いた行灯「四季」を紹介させて頂きます。
独立する前からずっと建具の制作技術を使って何かを作りたいと思っていて、自分の機械をそろえてからはいろいろと思考錯誤して試作を繰り返していました。
正直大きな飾りパネルのようなものは発送時の送料も高くなるし、そもそもそういった商品を欲しいと思ってくれる人がどれほどいるのか疑問に思い出来るだけコンパクトで日常でも使用出来るような商品を考えるべきだと思いました。
そして以前にクラウドファンディングで出品していた「行灯」、「黒板」、「写真立て」を制作しました。
さらに行灯に関して組子のデザイン案が複数あったので、組子の部分のみを交換出来るように色々と思考錯誤した結果生まれたのが「四季」です。
名前の由来は季節のように様々な表情を持たせる事が出来る行灯という事で命名しました。
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行灯「四季」
この「四季」は前回クラウドファンディングで出品していた行灯より少し細くスリムにしました。
幅20cm角で高さが37cmで、パネルの部分は幅16cm高さ27cmです。
本体の四隅みに磁石を埋め込んで、パネルの四隅み小さなビスを埋めています。
この方法に至までなかなか悩まされました。
ひたすらネットサーフィンとホームセンターや建材店などを見て回ってやっと小さな強力磁石を見つけて試してみたら僕の理想通りの構造になったのでとても満足しています。
これによって誰にでも簡単にパネルの交換が出来るようにしました。
各面ごとに違うパネルを付ける事も可能ですし、パネルの上下をひっくり返して使用する事も出来ます。
木は全て無塗装で作りたいというこだわりがあるのでパネルのサイズも何度か試作して縦横共に1mm程隙間を作りました。
隙間無くぴったりに制作する事も出来ますが、木はその部屋の温度や湿度によって若干ふくれたり、縮んだりするのでパネルが入らないという事態もありえます。
そうなると「誰でも簡単に交換出来る」という文句が嘘になってしまうのであえて隙間を作っています。
その隙間から光が漏れないように本体に細い材料を張っています。
そして明り本体です。まずLEDにして電源はUSBという条件で都合のいいものが無いかな?と探していましたがこれはあっさりネットで見つけたので試しに一つ購入してみました。
これがまたすごく良い感じで直に採用する事にしました。
このLEDも磁石で固定出来て、LEDが切れた際も交換が容易です。
そして明かりも3種類切り替えする事が出来ます。
写真でもちょっと分かりにくいんですが。
昼光色
昼白色
電球色
実際肉眼で見ても昼光色と昼白色はあまり違いがわかりません。
そして電源がUSBという事が今回のこだわりです。
海外向けにも出品したいと思っていたので、変圧機のいるコンセントよりはUSBの方がいいのではないかと考えた訳です。
それにUSBにする事によって最近の家電では当たり前のように搭載されているUSBポートで使用出来ます。
モバイルバッテリーを使用すれば屋外でも使えちゃいます。
キャンプなんかでも使えるかな?
持ち運びも簡単です。
現在は、「minne」で販売しています。
もちろんこのブログやSNSに直接メッセージ頂ければ対応させて頂きます。
海外発送も世界中ほとんどの国に発送可能なので、外国で暮らしている友人なのどのプレゼントなどどうでしょうか?
今の所8種類のパネルデザインがあります。
まだまだアイデアがあるのでもっと種類を増やしていきたいと思っています。
もし興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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