今回は、シャーリーズ・セロン主演の「モンスター」です。
実在する連続殺人犯「アイリーン・ウォーノス」の半生を描いた作品で、シャーリーズ・セロンが大きく評価された映画でもありますね。
けっこう前の映画何ですが、僕は今回が初見です。
怖い映画ですが、悲しい映画という印象もありました。
スポンサードリンク
「モンスター」レビュー!
監督:パティ・ジェンキンス
脚本:パティ・ジェンキンス
公開:2004年
出演者:シャーリーズ・セロン/クリスティーナ・リッチ
あらすじ
アイリーンは娼婦として生活をしていたが、ある日一軒のバーで「セルビー」という女性に出会う。
セルビーは同性愛者で、世間の偏見の目から辛い生活を送っていた。
そして、アイリーンとセルビーは何度か会ううちに惹かれ合っていく。
2人でゆっくり過ごしたと考えたアイリーンは客を取り部屋代を稼ぐ事に。
しかし1人の客に乱暴され殺されそうになった為に、持っていた銃で客を殺害してしまう。
証拠を消したアイリーンはそのままセルビーに会いに行き一週間だけ一緒にいようとモーテルへと。
セルビーと暮らすために娼婦をやめ普通の仕事をしようと努力するが、職は無くまたも娼婦に戻ってしまう。
そして、アイリーンは泥沼へと向かって行ってしまう…
感想
実際にこういう事件が起こったという事で非常に怖いと思う反面、この映画を観る限りでは完全にアイリーンが悪だとはどうしても思えませんでした。
もちろん殺人は絶対に許されない行為ですが、そこに至るまでにいろんな不運が重なってしまったんでは無いだろうかと少し悲しい気持ちになりました。
でもそういう問題はいろいろな事を根本から変えなければ解決しないので難しい問題です。
この作品でシャーリーズ・セロンは13kgも増量して、メイクには毎回1時間半〜2時間は掛かっていたようです。
さすがの役作りですね。本当に別人です。
かなり印象に残る映画になっております。
気になった方は観てみて下さい。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
スポンサードリンク
コメント