先日テレビのニュースで「聴導犬」の話が上がってました。
「盲導犬じゃなくて聴導犬?」
正直初めて聞く言葉だったので、興味が湧きました。
ニュースを見てみると「これは大事な事だな!」と思い。
いろんな人に知ってもらう為に今回は聴導犬について気になる情報をまとめてみたいと思います。
聴導犬とは?
聴導犬とは、聴覚障害者の生活をサポートする為に訓練された身体障害者補助犬です。
1966年にアメリカに住んでいた一人の聴覚障害者が、自分の飼っていた犬を生活の音を理解し、教えてくれるように訓練して欲しいと頼んだのがきっかけのようです。
ちなみに、盲導犬より約150年も遅くこの世に出ました。
日本でも1981年から訓練が開始されていて聴導犬は存在しているが2016年では64頭とまだまだ数が少なく、聴導犬希望者の約1万人にはまだまだ対応しきれていないようです。
そもそも聴導犬の訓練は、ほぼボランティアが寄付を募って活動してる。故に運営もなかなか厳しく訓練が進んでいないのが現状のようです。
聴導犬のお仕事!
盲導犬と同じように聴覚障害者と一緒に暮らし、生活の様々な音(玄関チャイム、電話、お湯の沸く音)や緊急時の火災報知器や緊急車両のサイレンなどすべて聞き分け、主人に知らせる、場合のよれば音のする方に誘導したり、緊急時には主人の避難を促すように訓練されていて主人の耳となり生活をサポートする役目を果たしている。
テレビに出ていた女性は聴導犬の存在のお陰で赤ちゃんを産む決心が出来たと話していて。
出産後相棒の聴導犬と一緒に子育てをしていました。
単なる生活のサポートだけではなく、主人や周りの人にとっての相棒・友達といった非常に重要な存在なんだなと感じました。
聴導犬の犬種は?
聴導犬の犬種については警察犬や盲導犬と違い特に決まりはなく、主に捨て犬などの飼い主のいない子犬を引き取り訓練をしている。
大事なのは性格で、その犬がより人間が好きならば訓練での上達も早く、聴導犬に適しているということで。
性格が臆病だったり、他の犬に攻撃的だったりするとなかなか難しいという訳です。
また、聴覚障害者がすでに飼っている犬を訓練し聴導犬にするケースもあるようですが、やはり性格の問題があるのですべての犬が聴導犬になれるわけではないようですね。
以上、聴導犬についてまとめてみました。
捨てられた犬達が訓練されて聴導犬なり、必要とされている人の助けになる。
すごくいい事だと思います。ただ、訓練している方はボランティアなので運営は相当厳しいと思います。
行政の補助などもっと進めば少しは楽になりそうなのになどと思いつつ書いていました。
また、聴導犬はお店などで入店を断られるケースが多いようです。
耳が聴こえないのは外見からはわかりません。手話などを見て初めて聴覚障害者と認識される事が多いと思います。
僕自信も片耳が聞こえないので、なんか他人事と思えなくてこの記事を書きました。
ぜひ多くの人に聴導犬や聴覚障害者の事をもっと理解してもらいたいと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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